ミッキー・ロークの「レスラー」を観たよ!
ミッキー自身がいい味出してる。
家族・お金・名声を失った元人気レスラーのランディ(ミッキー・ローク)。
彼にとって、リングが全て。
だけど、肉体の衰えには勝てない。
老いと孤独。
トレードマークの金髪!
老ライオンのたて髪をなびかせ。(老いの色気が渋いゼ)
死に場所を探しに、再びリングへ、そしてダイブし・・・・・・!
不器用な男の生きざま。
人生の終わり方を考えさせられた映画だね。
主題歌「ザ・レスラー」ブルース・スプリングスティーンの曲が全てを物語っているよ。
曲もさる事ながら、詩が、また良いんだよ!
『一芸しか出来ない馬が楽しそうに、そして自由に草原を駆け回るのを
君は見たことがあるかい?
もし、見たことがあるなら、その馬は俺かもしれない。
一本の脚で通りを行く犬を、君は見たことがあるかい?
その犬は、俺かもしれない。
俺は、行くことの出来るあらゆる場所を訪れ
必ず何かを失い、そして去って行く。
俺は、血が床にしたたり落ちる時、あんたが満足する事を知っているから。
友よ
これ以上、俺に望む事があるかい?
俺に出来る事は、これだけなのさ。』
最後に、出演者やスタッフ等々の紹介がスクリーンに出た時に、この主題歌が流れたんだけど・・・・。
感動もので、ジ~ンときたぜ!